デュッセルドルフ、ブダペスト、グルノーブル、及びニューヨークの、国際的に知られる修復専門アトリエ(Jacques Francais等)の職人としての20年以上ににわたる経験を持つ。ヨーロッパ伝統の楽器保存技術と、アメリカの高度な修復技術の両方を兼ね備えた、彼の“Haute Restauration”修復技術は、既に多くの音楽家および弦楽器愛好家からの信頼を得ている。
数々の世界的銘器の隅々までその手で触れてきたプロイスは、その経験と知識をもってヴァイオリン鑑定眼を研鑽。同時に、ヴァイオリン製作史の研究に20年の歳月を費やし、2001年、総勢5496名の製作者をまとめた「THE NEW ENCYCLOPEDIA OF VIOLIN AND BOW MAKERS」(「新ヴァイオリンと弓製作家事典」)の初版を完成させた。このデータベースはすぐに、世界一流の専門家達からの賞賛を受けた。